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おもてなしの心で・・・
先月11日にあった大地震、私たちの住んでいる秋田でも電気や水のない1日を過ごしました。運良くたくさんの食材があった私は、友達みんなでおにぎりとみそ汁、カレーなどを作って、みんなの集まる寮のロビーへ持っていきました。一人一人に渡せた量は本当に少なかったですが、みんな本当に喜んでくれてました。小さいですが確実に「幸せ」が生まれたと思います。

地震が起きて2週間、いつもお世話になっている秋田のフリーペーパーAgさんから、「宮城県内にメディアの注目を受けずに過ごしている避難所がある。一緒にきりたんぽを届けに行きませんか?」とお誘いを受け、即お手伝いさせてもらうことになりました。

訪れた場所は東北の大都市仙台から少し海沿いに進んだ、宮城県山元町のJA支所に設けられた避難所でした。私たちが到着すると、役所の皆さん、消防団の方々や、被災者であるお母さんたちが笑顔で迎えてくれました。

秋田の方々が用意したきりたんぽを見て
「わぁきりたんぽ?旅行に行った気分だね」
「いつもパンばかり食べてるからご飯はうれしいよ」
「しょうゆと米・・・最高だね!」
と口々に温かい言葉をかけてもらいました。

全てのきりたんぽを皆さんにお配りし、玄関先で帰り支度をしていると、避難所の2階の窓から、一人のおばあちゃんが私たちを見つめていました。そして一人、二人と外に出てきて、私たちに
「ありがとうね。これから帰るんでしょ? これ持っていって」と私たちにパンとジュースを持ってきました。

ここにくる前に自分たちの食事を準備し、宮城県内ではものを買わないようにしていた私たちは

「いえいえ、頂けません。ここでものを貰うと意味がないですよ」と必死で断りました。

しかし、おばあちゃんは「日帰りで帰るのはたいへんだよ。きりたんぽおいしかった。だからもらって」と私たちに配ろうとしてきます。「ほら?あそこでみんなが私を監視してるの。私がこれをみんなに配らないと怒られちゃうよ。」と笑顔で先ほどから手を振っている2階のおばあちゃんを指指しました。そこにはたくさんのお母さん、おばあちゃん、おじじちゃんが私たちに笑顔を振りまいていました。

私はホテルで働いていたときを思い出しました。
私が働いていたホテルは日本で最初にチップ制度を廃止したホテルでした。先輩ベルマンから、「お客様がチップを渡そうとされたら、断りなさい。だけど、一度断っても、まだ下さるときは、丁重に御礼を言い、頂きなさい。」といつも言われていました。

ぼくはなぜそんなややこしいことをするの?と思っていましたが、「お客様の中にはチップを渡すことで感謝を示そうとするかたもいる。そういう方にしつこく断ることは必ずしもお客様の幸せに繋がらないよ」と教えてもらいすごく納得しました。



私は「お母さん、ありがとう。頂きます。」と言い、持ってこられたパンを受け取りました。想像でしかありません。あそこに今どれだけ食料があるのか、もしかするとたくさんあるのかもしれません。しかし、どんな状況であれ、私たちに御礼として、そこにあるパンを下さいました。おばあちゃんは本当に笑顔で、どんどんみんなに配っていきました。帰る頃には私たちの手はパンやジュースでいっぱいになりました。2階を見ると、皆さんが笑顔で手を振っていました。

「また来てね」の言葉が頭から離れません。

ボランティア・・・僕たちが行くことでガソリンを消費し、資金も使い、被災地の場所を使い、トータルで被災地の皆様にプラスを提供できたのか分からないです。しかし、確実に残ったものは私たちと被災地の方々が共に共有した時間です。そして私たちが共有した時間の中で交わされた会話、共に作りあげたきりたんぽが、そこにいた人々みんなのの体と心を温かくしてくれました。

私たち学生にできる復興支援はとても限定されています。しかし、全ては「相手にとって何が幸せなのかを常に考え、行動する」、まさにおもてなしの心を持ち続けることで見えてくるのではないかと思いました。これからも、様々な機会があると思います。昨日のおばあちゃんの笑顔を忘れずに、より多くの人々の力を被災地へ届けられるよう、一歩一歩進んでいきたいと思います。

おばあちゃんの笑顔に私たちを繋げる為には、事前にたくさんの処置が必要です。信頼性をもたない学生がいきなり被災地に行って、同じことはできません。今回はフリーペーパーAgさん、秋田県人会さん、山元町町長さん、菊地建設工業さん、そして食材を提供して下さったたくさんの秋田の方々が築いてくださったベースがあってこそ、私たち学生が参加することができました。本当に、本当に有り難うございます。

学生の強さはその若さと時間、体力です。今後とも、要請があったときに、「はい!行けます」とすぐ行動を起こせるよう、そして自分たちの面倒は自分達でできるように準備しておきたいと思います。
Comments:
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ひとし、今回のボランティアの誘ってくれて本当にありがとう!私もあの2階からずっと顔を出していたおばちゃんが忘れられません。あんなに喜ばれるとも思っていなかったし・・・
またあのおばあちゃんに会いに行きたいね☆

お疲れ!!!XD
2011/04/05 (火) 23:39:03 | URL | ちなつ #-[ Edit]
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